高橋博之 公認会計士・税理士事務所のブログ

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高橋博之 公認会計士・税理士事務所のブログ

筑西市や近隣地域のお知らせ、スタッフの小話など・・・高橋会計スタッフブログです

「平成」最後の投稿

 あと1週間・・・「平成」が終わりますね。

「昭和」から「平成」に変わったのは突然で、世の中が自粛ムードになっていました。今回は、粛々と「令和」への準備がすすめられ、改元の日を待つという経験をしています。終わる「平成」を惜しみながらも「令和」に変わるお祭りムードを楽しみ、大晦日の年越しを迎える感覚にも似ているのでしょう。 

「平成」最後の投稿は、会計事務所らしく税金で「平成」を振り返ってみます。 

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 今では当たり前となっている「消費税」が導入されたのは、平成元年。まさしく平成から始まり浸透してきた税金です。

平成元年4月1日から税率3%の消費税がスタート

 消費税の導入は、国民の猛反発のなかの施行だったように記憶しています。今まで100円玉ひとつで買えたものが103円となり、面倒なことになったと慣れるまでにしばらくかかったような。

平成9年4月1日から税率は3%から5%へ

 3%に馴染めずのまま5%へ。5%になったことで100円が105円になり、計算がしやすくなったな・・・と感じさせられ。5%の時代は長く続きました。

平成26年4月1日、5%から8%に増税。税込み価格の表示にもすっかり慣れたところで。今度はお釣りの小銭で消費税を感じさせないためか、キャッシュレス化へ。

 この30年の間に2度の増税。慣れとは怖いものです。

 そして・・・令和元年10月からは10%・・・。次の導入は複雑になってきます。特定のものを購入する場合に限って税率が軽くなる制度ですが、対象となるもの、ならないものとは・・・まずは消費者に分かりやすくしてほしいものですね。

 

 「平成」の時代の中で、いつの間にか3%から10%だなんて…随分増税してきたものだと感じます。身近であるがゆえに反発も多く、でも、なんとなく納税し続けている消費税。今後も消費税がある以上、増税分の使い道にも目をむけ、増税される理由を一人ひとりが考えることが大切かもしれません。

 

           「平成」ありがとうございました。 

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今週のお題「平成を振り返る」